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総合医療センター建設工事|福島県/会津若松市|主要機材:フリーリールーフ

冬場の東北地方は最低気温が氷点下になる日が多く、コンクリートの初期養生を確実に行うことが大きなテーマになる。厳しい寒さの中、効率よく作業を進めるかも課題の一つだ。こうしたニーズに対応するのがSRGタカミヤの仮設養生テント「フリーリールーフ」。コンクリートの品質確保はもちろん、作業環境の向上に大きく貢献する。

足場に簡単設置できる仮設養生テント

北日本など寒冷地で心配されるのが冬場の気温低下。コンクリート構造物は養生温度によって強度が違ってくるだけに、コンクリート打設時の環境が品質確保に大きな影響を及ぼす。そこでSRGタカミヤが提案するのが、足場の上に簡単に設置できる仮設養生テント「フリーリールーフ」。寒冷期の養生計画に組み入れることで気温低下による影響をなくすとともに、雨や雪に濡れず良好な作業環境を実現する。

このテントを採用したのが、財団法人竹田綜合病院(福島県会津若松市)が建設を進めている「竹田綜合病院第2期工事(総合医療センター)」。建物の規模はRC造地下1階地上11階(塔屋1階)建て(免震構造)延べ4万2894、95平方メートル。施工は大林組が担当し、昨年12月に設置して以来、気温の低下や雪などの影響をまったく受けることなく、当初の工程計画どおりに工事が進んでいる。

工程の短縮化、施工品質の確保に貢献

冬になると最低気温が氷点下まで下がる会津若松市。大雪が降ることも多い。コンクリートは氷点下の気温で打設すると、初期養生段階で水分が凍結し、コンクリートの強度や耐久性が著しく低下する恐れがある。これを防ぐには良好な環境でコンクリートを打設しなければならない。

フリーリールーフを採用した理由について、大林組の担当者は「工程の短縮化と施工品質の確保」を第一に挙げる。1フロアの面積が5000平方メートルと広く、「在来工法では工期に間に合わない」と考え、2階部分まで立ち上がった昨年12月にフリーリールーフを取り付けた。担当者は「単管の組み立てと解体を繰り返す在来工法と比べ、施工効率が大幅に向上している」と、そのメリットを語る。

簡単にスライド、良好な作業環境を実現

設置方法も簡単だ。外部足場と四角支柱の上にレールを敷き、テントを取り付けるというもの。屋根本体にレールを組み込むことで人の手で簡単にスライドし、軒高さも自由に設定できる。強風にも耐える。この現場では5つのユニット(1ユニットは間口26メートル×5メートル)を設置し、面積や打設量に合わせて3~5ユニットを組み合わせている。担当者は「常にどこかで使用している状態」と、フルに活用。打設エリアは5つに分かれるが、重量が軽いため、クレーンで簡単に移動できるという。

開口部はシートで囲い、管理温度を保つため、「熱効率のよい初期養生ができる」と説明。しかも厳しい寒さの中、「働きやすい環境で打設できる」と現場作業員からも好評だという。気温が下がる3月中旬ごろまで使われる予定。

フリーリールーフは間口12~30メートルまで対応し、その他希望サイズにも応え、レンタル・販売のどちらでも取り扱う。北海道や東北などでは気温が0℃を下回る日が多く、冬の寒さからコンクリートを守る工法として今後も注目を集めそうだ。

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